闘病記パート7「ガン宣告」

闘病記パート7「ガン宣告」

2019/1/12

次回の来院日は

1月12日(手術日程決定)

1月18日(MRI)

です。

「どうして手術日程を

決める日と

MRIを取る日が

別なんだろう。

1回で済ませたいのに。」

と妻に聞いてみたら、

「先生からしたらあまり

大した事ではないだけで、

今度からは一緒に日にして欲しい

とか言ってみたら」

と助言をもらった。

次からはそうしよう。

手術の日程

というわけで、1月12日。

この日は

森下病院(仮名)で

手術の日程を

決めるために来院。

土曜日で妻の仕事は

休みでしたが、

子どもがインフルエンザで

外に出れないため、

1人で病院に。

森下病院(仮名)に行き、

マツモト先生(仮名)の

診察を受ける。

前回は2時間ほど待ったが、

再診だったので

10分ほどで

すぐに呼ばれました。

「まずは前回(1/4)

に受けていただいた検査の

結果です。

特に問題はないですね。」

次に手術の日程の話。

「手術の日程ですが、

2月18日の週はどうですか?

18日に入院。

19日に手術。

退院がだいたい1週間」

自分のスケジュールを

確認し問題ないと伝えた。

そして、その時に

ずっと気になっていたことを

初めて聞いた。

ガンの宣告

「先生、私の病名って何ですか?」

その質問に少し驚いた様子で

マツモト先生(仮名)は答える。

「え、膀胱ガンですよ。

聞いていなかったのですか?」

どうも最初に診察を受けた

タナカクリニック(仮名)で

聞いていたものだと

思っていたらしい。

「いや、腫瘍とは

聞いていましたが、

良性と悪性とが

あるんですよね?」

「いえ、もうこれは

完全な悪性です。

つまりガンです。」

え、ガン?

あのガン?

完全に頭が真っ白になる。

私は「ガン=死」

というイメージしか

ありませんでした。

死ぬかもしれない病気に

私がかかったのだ、と。

まだ30代なのにガン?

どうして私が?

初めてその時に自分の

体の危険信号を知りました。

続いて先生が今後の説明をする。

「まずMRIでどれだけ

ガンが広がっているかを

見ます。

手術ですが、

下半身麻酔をかけて行います。

おそらく2,3時間は

かかります。

膀胱ガンは再発がしやすく

50%以上は再度手術の

可能性があります。

その場合は、再度同じような

手術を受けていただきます。

また、手術で取ってみないと

ガンがどれぐらい進行しているか

分かりません。

進行具合によっては

別の手術などが必要になります。」

既に頭の中が真っ白で

あまりよく分かっていない中

上記のような事を言われた

気がします。

「お大事に」

帰りながら

「ガン・・・なんだ。」

何度もそのことが

グルグルと

頭の中を駆け巡っていました。

でもまだこの時は

ガンについて

よくわかっていなかったので

純粋に

「ガンになった」

ことしか受け入れられなかった

のだと思います。

この日の診察料は

220円。

手術の日程を決めただけなので。

高いのか低いのか・・・。

次パート

闘病記パート8「周りの人への報告」



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