闘病記パート10「プロの目とMRI」

闘病記パート10「プロの目とMRI」

2019/1/18

この日はMRI検査の

予定でした。

MRIの前に

一度妻と一緒に

マツモト先生(仮名)に

話を聞きに伺いました。

現状

今までは一人で

診察を受けに来ていました。

医療や病気に詳しくないので、

何を聞いたらいいのかも

よく分かりません。

しかし、今日は

現役看護師の妻も

一緒です。

こうやってプロの看護師と

一緒に話を聞きに行けるのは

不幸中の幸いだったかも。

最初に妻が

〇自分は看護師であること

〇森下病院(仮名)の

同じ系列の大学病院に

働いていること

〇手術室で勤務していた

キャリアがあることを

述べました。

そこからはマツモト先生(仮名)が

妻に症状を説明する。

先日タナカクリニック泌尿器科(仮名)

で撮った写真も初めて

見ました。

上が後日、お願いして

印刷してもらった

私の膀胱鏡検査の画像。

ところどころ専門用語があり、

その時は理解できなかったが、

後で妻に確認したところ

以下の事を言われた。

・手術はTURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)

と呼ばれる手法で行う。

尿道(先っぽ)からカメラと電気メスが

付いたようなケーブルを挿入し、

ガンを除去する方法。

・ガンの進行度(悪性度)については

画像を見る限りは全くわからない。

とりあえずMRIを取って、

そして手術によって除去したガンを

見て判断する。

そのため、手術は「治療」「診査」

を兼ねていると考えてほしい。

・ガンの治療薬を手術中に

膀胱に流し込むこと

・閉鎖神経ブロック

ということをして、

手術中に無意識に足が

動かないように

処置をすること。

というような事を言われた。

一応私も12日に

同じ話を聞いたはずだが

いまいちわかっていなかった

ようでした。

改めて、プロがいると

心強いです。

※TURBTについては

https://ganjoho.jp/public/cancer/bladder/treatment.html

が詳しい説明をされています。

※TURBTはそのまま

アルファベット読みで

読むらしい。

また、予め妻に相談した上で

「手術の日程を早めてほしい」

と依頼しました。

予定では2月18日に入院、

19日に手術です。

まだ1か月もあると

考えると

ゾッとします。

先生が他の患者様の

予定を見ながら

無理を言って

早めてくれました。

2/11(月)入院

2/12(火)手術

となりました。

1週間早まっただけでも

割と心が楽になります。

しかし、入院日にちの

2/11は祝日なため

麻酔科がやっていない。

そのため、もう一度別の日

1/26(土)に

麻酔の説明を受けるために

来院することになりました。

診察が終わって、

会計待ちをしていると

妻が先ほどの診察を振り返る。

「画像を見た感じ、

ガンが小さい

という印象はなかった。

また、ガンがいくつかに

分かれて点在している

ということは

ある程度進行しているとみて

まちがいないと思う。」

一気に不安になりました。

「しかも手術では取りにくい

場所にあるから、

難しいんじゃないかな。」

さらにトドメを指してくる。

逆に妻だから

言えることなのかな。

医者なら言えないような事を

ズバッと言ってきます(笑)。

MRI

そして、ガンの進行度を

検査するためにMRIを

取ることに。

MRIを受けるのは

初めてです。

直前に様々な注意をされました。

・服に着替えてもらう。

・磁力を使うため、

アクセサリーや体に鉄が入っていないか

チェックをされる。

・狭いところに入るので

閉鎖恐怖症でないかどうか。

また、今回は膀胱内を

検査するため、お手洗いは

30分以上前に行っておいてほしい。

と言われました。

直前にお手洗いに行くと

膀胱の中が空洞で

中身が映らないのだとか。

台に上向きで寝て、

機械の中に入っていく。

「非常に大きな音がするので

ヘッドフォンを

つけておいてください。」

と、ヒーリング音楽の流れる

ヘッドフォンを手渡される。

頭だけが外に出た状態で

MRIの中に体が入ります。

検査が始まると

非常に大きな音

ピーピー!!

ボーン!ボーン!

と、宇宙の戦争のような

音がけたたましく鳴り響きました。

ヘッドフォンの音楽なんて

全くの無意味でした。

20分ぐらいで検査は終了。

とりあえず着替えて終わりです。

次に受ける人が

高齢の方で車いすに乗ってました。

(あの人もMRIか。

検査するだけでも大変そう。)

ちなみにその日の診察料は

6480円

地味に高い。

保険適用でなければ

20000円ぐらいするんですね。

次パート

闘病記パート11「日常生活について」



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