闘病記パート18「TURBT」

闘病記パート18「TURBT」

2019/2/12(~手術中)

麻酔薬

手術台に上向きで

乗った状態。

まずは背中の後ろから

麻酔を打たれます。

右を向いた状態で横になり、

体育座りのように

足を抱えて、おなかを見るような

態勢になるように言われました。

その状態で背中の出っ張った状態から

麻酔薬を注射。

「では、まずは痛み止めを打ちます。」

と麻酔担当のエハラ先生(仮名)。

背中でチクりとし、

(いよいよ始まるんだな。)

と心の中でつぶやく。

「では次に麻酔を入れますね。

後ろから押される

ような感じになります。」

と言われ、身構える。

(後ろから押される??

注射なのに?)

とか考えてると

チクッ!

ドンッ!!

「ウッ!」

思わず小さく声が出るほどの痛み。

背中の中に拳を入れられて

ぐっと押されるような感触。

そしてしばらく横向きに

なった状態で待機。

2,3分ほどしたら

右足がしびれてきて、

自分の意思で動かせない感じが

してきました。

(あ、これが麻酔なのかな。)

すると看護師の一人が

氷のようなものを

持ってきました。

「では、クマガイさん

今から冷たいものを

体に当てますね。

ここは冷たいですか?」

と、胸のあたりに

冷たい塊を当ててくる。

「はい、冷たいです。」

そのあとに右足に同じように

当ててくる。

「いいえ、冷たくないです。」

こうやって麻酔の効きを

確認するのか、と思っていると

ここはどうですか?

と左足に当ててくるも

そこはまだ冷たい、と

答える。

1分後に再度

聞いてくるも

まだ冷たい。

「左にまだ効いていないのかな。

では左向きで横になって

もらってください。」

とエハラ先生(仮名)

こうやって重力で

麻酔薬が左に来るように

している様子。

しかし、その後も

冷たさ検査をされるも

左はやっぱり冷たいまま。

「もう一度麻酔薬打ちます。」

(え、またあの押される感じを

味わうのか。)

と考えるも、2回目は

そこまでは痛くなかったです。

相変わらず痛み止め+麻酔薬の

ダブルの注射を背中から

打たれるのは

良い気持ちではありませんが。

その後、左足の冷たさも

消えていたのを確認し、

麻酔は終了みたいです。

※後日追記

後で妻に聞いてみると

「最初に細くて短い痛み止めを打つ。

そのあとにもう少し太くて

長い麻酔薬を打つ。

1回目の注射で

痛みに慣れさせる意味もあるけど、

病院によっては

1回で終わらせるところもある。

病院や先生の方針による」

その後

麻酔が効いてて

下半身が動かないため

看護師さん2人に

上向きに起こしてもらいました。

そのあと、左手と右手を

横の台において

左手には血圧計、

右手には酸素計を

つけられて固定。

次に神経ブロックと言って、

手術中に無意識に

足が動かないように

神経をブロックする注射を

股間の付け根、左右それぞれに

打たれました。

麻酔が効いてたからか

あまり注射の痛みは

感じませんでした。

TURBT

麻酔がだいぶ効いて

下半身がしびれた状態

のまま上向きの姿勢。

次に吸入器を

鼻に入れられて

「ここから酸素出ますんでね。」

また、下半身が見えないように

おなかの上で簡易的な

カーテンを設置させられました。

「では、眠たくなる薬を

入れていきますねー」

とエハラ先生(仮名)

(じゃ、起きたときは

終わったときなのかな。)

とかいろいろ考え事を

していましたが

いっこうに寝た様子にならない。

(これって目をつぶった方が

眠れるのかな?

それとも目を開けてた方が

まだ効いていないって

アピールできるのかな)

とか考えておりました。

目をつぶったら

確かに寝た感じはするのですが

自分の意思でいつでも

目を開けられる状態。

これってもしかして

私が寝ないと

始まらないのか?

という感じで

しばらくぼーっとしてたら

(いや、違う。

もう始まってるんだ!)

下半身の方で

マツモト先生(仮名)

や別のスタッフの声が

聞こえてくる。

というわけで、

もう寝ても寝なくても

あまり感じないので

寝ることにしました。

ただ、その後も

目を開けたり閉じたり

の繰り返しをして、

7割寝・3割起き

ぐらいの感じでした。

ただ、1つだけはっきり覚えているのが

マツモト先生(仮名)の声で

「これは・・・ちょっとまずいな。」

というセリフ。

(あーなんか悪いことが

見つかったのかなぁ。)

ぐらいの気持ちですぐに

また寝ましたが。

手術終了

で、しばらくして

起きてたときに

「終わりましたよ。」

という声が聞こえました。

とりあえず手術は終了。

※手術後の様子は

次の記事にします。

次パート

闘病記パート19「涙の報告」



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